宮古島二日目

朝から早くも事件勃発
昨夜、お腹ペコペコなまま寝た私はホテルの朝食が食べたくて食べたくて仕方ない。勿論、体は疲れが抜けていなく眠いでもあるけど空腹の方が勝っていた。
朝食のオーダーストップまで1時間を切っていた。
旦那様を起こす。
私『朝ごはん食べに行こう』
旦那様『俺はいいや、一人で行ってきて』
私『じゃあ、榮都の面倒見ていてね』
旦那様『榮都も連れてって、俺、眠いし』
私『。。。。。』
虚しくなった。
昨日の辛さも思い出し、ずっと我慢していた涙が一気に溢れた。
どれくらい泣いただろう。
気付いたら携帯片手に姉に助けを求めていた。
私『帰りたい』
『全然楽しくない』
姉はビックリしていた。
『ゆっくり深呼吸してごらん』
暫く、姉は静かに話を聞いてくれた。話をしただけなのに随分、気持ちが落ち着いてきた。不思議。
姉『榮都の為に頑張れる?』
『うん。頑張る。一つでも楽しい思い出作れる様に頑張る。。。』
結局、朝食は食べれなかった。トイレの外からは旦那様の心配そうな声が聞こえた。
『ごめんね。昨日からおまえも榮都も頑張ってるよ。今日は大丈夫だから、頑張ろうょ』
『分かった。』